〒870-0022
大分市大手町3丁目2番43号
担当 藤岡浩二
TEL 097-537-5168
FAX 097-573-8030

ご挨拶

代表世話人 ご挨拶

 大分県排尿リハビリテーション・ケア研究会のホームページにアクセスして下さいましてありがとうございます。
 本邦は高齢社会を迎え、介護や在宅医療がますます重要となっています。高齢者の介護や在宅医療における大きな問題のひとつに排尿トラブルがあります。例えば尿失禁は在宅高齢者の10%、施設入所者の50%にみられ、排尿管理は半数以上がオムツを使用し、1〜10%に尿道留置カテーテルが行われています。安易なオムツ使用は、高齢者の自尊心を傷つけて精神的打撃を与え、意欲の低下や運動制限をきたし、認知症や寝たきり状態を誘発することが従来から指摘されています。また尿道留置カテーテルは尿路感染症や膀胱結石などの合併症も引き起こします。排尿に関する専門医(泌尿器科医)は不足しており、介護や在宅医療の現場では、多職種の医療従事者が一般医と相談しながら経験に頼った排尿管理を行っているのが実状と思われます。
 本研究会は、介護や在宅医療の現場で活躍している多職種の医療従事者を対象とし、皆で協同して高齢者の排尿問題に取り組み、エビデンスに基づいた排尿管理を目指して設立されました。昨年3月に第1回研究会を開催したところ、予想以上に多くの医療従事者のご参加を頂き、職種の垣根を超えた活発な討論が行われました。9月の第2回研究会では、大分大学医学部看護学科とユニチャームのご協力によりオムツ管理や骨盤底筋体操の実習も開かれ、大変好評を得ることができました。今後も年に2回の講演会と実技指導を計画しており、大分県の介護と在宅医療に寄与し、高齢者の生活の質の向上を目指していきたいと考えておりますので、高齢者の排尿トラブルに関心のある方は是非ご参加をお願い申し上げます。

副代表世話人 ご挨拶

 平成24年9月に産声をあげた本研究会は、大分県における医師・看護師・リハビリテーション・介護福祉職から成る包括的な排尿リハビリテーション・ケアを目指す研究会として順調な歩みを続け、本年10月には第3回目の研修会を迎えようとしています。
 医療福祉従事者が実践現場で遭遇する身近な課題と真摯に向き合い、それぞれの職域を超えた研究や実践の成果を報告し検討し合うことにより、回を重ねるごとに充実した研究会へと成長しつつあります。
 第2回では、メンバーの要望に応え、「おむつ」に関する講習会も催され、大変好評でした。この講習を機に、オムツを上手に当てるだけでなくオムツを科学すること、すなわち、オムツはずしやオムツの形態・材質の検証を行い、QOLを高める排尿ケアのエビデンスを探求する活動も各施設ですでに始まっています。
 今後は、本研究会の命題でもある「生活場面での排尿リハビリテーション」について、リハビリテーションチームによる講習会も計画されています。その他、専門知識を高めるための「レクチャー講演」や「排尿アセスメント」など、シリーズでのメニューも多彩です。
 HPの開設により、過去の活動の情報提供だけでなく今後の活動の早期伝達、排尿リハビリテーション・ケアに関する多面的な情報収集および意見交換の場として、また実践・研究成果の発信基地として活用されることを心から願い、その実現に努めたいと思います。